「カボチャ」のプロフィールを紹介

カボチャ

ども、かぼちゃパパです。はじめまして。
「カボチャ」のプロフィールを紹介させていただきます。

ウリ科カボチャ属です!

私はウリ科カボチャ属の野菜です。
ウリ科の親戚にはキュウリ君やスイカさん、メロンちゃんなどがいます。

私の仲間は、大きさ・形・色と多種多様です。まさにダイバーシティ!
大きく分けると3つの家系(品種)があります。

  • 《日本カボチャ》一族
  • 《西洋カボチャ》一族
  • 《ペポカボチャ》一族

《日本カボチャ》一族

水分が多く、粘質で甘さ控えめです。
今ではとても貴重なカボチャとなっているので、目にする機会は少ないかもしれません。

<strong>日本カボチャ</strong>
日本カボチャ

高級な日本料理店だと出会えるかもしれないね。

《西洋カボチャ》一族

甘味が強く、食感はホクホク。
スーパーなどの店頭でよく見かけるカボチャです。

<strong>西洋カボチャ</strong>
西洋カボチャ

寒さに強いからね、日本では北海道でたくさん作られてるよ。

※北海道は全国シェア1位で全体の半分近くを生産しています

《ペポカボチャ》一族

味は淡泊で、肉やほかの野菜とともに食べられることが多いです。
ズッキーニやハロウィンでよく見るオレンジ色のカボチャもこの一族です。

<strong>ペポカボチャ</strong>
ペポカボチャ

「ペポ」ってかわいいでしょ~。

海外からやってきました!

私の祖先はアメリカ大陸で生まれました。
15世紀かの有名なコロンブスさんによってヨーロッパに持ち帰られ、大航海時代、世界中に広がったのです。

日本には16世紀ポルトガル船に乗って九州にやってきました。
そのポルトガル船がカンボジアを経由していたので、≪カンボジア≫からきた野菜ということで、みんなから『カンボジア』と呼ばれるようになりました。
最初は『カンボジア』と呼ばれていたんですが、だんだん訛っていって『カンボジア』→『カンボジャ』→『カボジャ』となり、最終的に現在の「カボチャ」と呼ばれるようになったのです。

ちなみに「カボチャ」の漢字は「南京」と書きますが、こちらも中国南部の地名が名前の由来となっています。

栄養価が豊富です!

私は数ある野菜の中でも栄養価が高い野菜で、ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富です。
特に多い栄養成分は、β-カロテン(ビタミンA)ビタミンCビタミンEで、
私を食べるだけでビタミンのエース(ACE)達を一度に補給できるので、免疫力が高まって風邪などの感染症を防ぐことができますよ。

他の野菜は新鮮な方が栄養価が高いのですが、私は熟した方が栄養価が高まり、おいしくなります。通常は秋頃に収穫され、数ヵ月貯蔵された後、冬によく食べられていますね。昔は冬の貴重な栄養源として活躍していたので「冬至に食べると病気にならない」と言われるようになったのです。

万能な食材です!

私は、主食からおかず、デザートまでいろいろな姿に生まれ変わることができます。

おだしで煮られて懐かしいおふくろの味になったり、天ぷら衣にお着替えしたり、時にはお肉の横の置かれて網で焼かれたりします。(忘れられてよく黒焦げになることも多いですが…)
スパイシーなプールやクリーミーなプールにも時々入りますね。
あま~いプリプリやしっとりサクサク、ふわふわほっこりなスイーツに変身することもありますよ。

食材としてだけではなく、各地で重さを競うコンテストなんかも開催されています。
毎年盛り上がりを見せているハロウィンでも私が主役で活躍するなど、様々な用途でみなさんに使っていただいています。実はエンターテイナーの一面もあるんですよ。

<strong>海外のカボチャ</strong>
海外のカボチャ

「KABOCHA」はワールドワイドな食材デス。

重さのセカイ記録は1トンを超えるBIGサイズ!!

私を題材にした絵本も数多く出版されていますし、
なんと芥川龍之介先生にも私の名前「南瓜」というタイトルで短編小説を執筆していただいたんですよ。すごいでしょ!

おわりに

「カボチャ」になりきってプロフィールを紹介してみました。

<strong>かぼちゃパパ</strong>
かぼちゃパパ

「かぼちゃパパ」はヒト科ヒト属です。