ども、かぼちゃパパです。
1歳の娘は「カボチャ」が好きで、ごはんの時に出すとパクパクすぐに食べてしまいます。
「カボチャ」は栄養価がとても高い野菜と言われているので、どんな効果・効能があるのか詳しく調べてみました。
「カボチャ」にはどんな栄養素があるか?
「カボチャ」は、炭水化物(食物繊維を含む)やビタミン群、ミネラルが豊富で一度に多くの栄養が取れる万能な野菜です。
その中でも特に栄養素が多いと言われているβ-カロテン(ビタミンA)、ビタミンC、ビタミンE、カリウムについて詳しく解説していきます。
- β-カロテン(ビタミンA)
- ビタミンC
- ビタミンE
- カリウム
β-カロテン(プロビタミンA)→ ビタミンA(レチノール)
β-カロテン(プロビタミンA)
「カボチャ」はβ-カロテンの含有量がトップクラスの野菜です。
β-カロテンはプロビタミンA(ビタミンAの前駆物質)と呼ばれ、体内(小腸)で必要に応じてビタミンAを生成します。すべて変換されるわけではなく、一部は体内に残りβ-カロテンとして働きます。β-カロテンは強い抗酸化作用があるため、老化や生活習慣病を防ぎます。
ビタミンA(レチノール)
ビタミンAは脂溶性ビタミンです。化学名はレチノールです。
効果・効能は以下となっています。
- 喉や鼻、肺などの粘膜を正常に保つ働きがあります。粘膜はウイルスの侵入を防ぐため、免疫力を高めて風邪などの感染症予防につながります。
- 皮膚などの細胞を活性化させるため、皮膚の健康や美肌を保ちます。
- 目の健康を維持する働きがあります。目には網膜で光を感じる「ロドプシン」という物質があり、この主成分となっています。ビタミンAが不足すると、暗い場所で目が見えにくなる夜盲症になる恐れがあります。
レバーや魚介類などの動物性食品にビタミンAが含まれています。
動物性食品からビタミンAを摂取すると余剰分が肝臓に蓄積されてなかなか排出されません。ビタミンAを過剰に摂取すると、頭痛や脱毛、筋肉痛などの症状が出ますが、β-カロテンは過剰に摂取しても健康障害の心配はありません。
ビタミンAの効果・効能まとめ
- 感染症予防
- 美肌効果
- 目や視力の健康維持
ビタミンC(アスコルビン酸)
ビタミンCは水溶性ビタミンです。化学名はアスコルビン酸です。
効果・効能は以下となっています。
- コラーゲンの合成を助けるため、健康な皮膚を保ちます。
また骨や血管、筋肉を丈夫にします。 - 強い抗酸化作用を持ち、老化や生活習慣病を防ぎます。
- 血液中の白血球やリンパ球に多く含まれるため、ウイルスへの抵抗力が高まり、風邪予防につながります
- ストレスに対抗するドーパミンやアドレナリンなど副腎皮質ホルモンの合成を促す働きがあります。ストレスがかかると副腎皮質ホルモンが多量に分泌され、脈拍を速めたり、血圧や血糖値を上昇させてエネルギー供給体制を整えてストレスに対抗します。
ビタミンCは水溶性ビタミンのため、一度にたくさん摂取しても尿に排出されてしまうので、毎日欠かさずとる必要があります。
ビタミンCの効果・効能まとめ
- 健康な肌、骨、血管、筋肉をつくる
- 風邪予防
- 老化、生活習慣病予防
- ストレス対策
ビタミンE(トコフェロール)
ビタミンEは脂溶性ビタミンです。化学名はトコフェロールです 。
効果・効能は以下となっています。
- 強い抗酸化作用を持ち、老化や生活習慣病を防ぎます。
- 毛細血管を拡張させて血流を改善する効果があるため、冷え性改善につながります。
- 女性ホルモンの生成や分泌、生殖機能を維持する働きがあるため、生理不順や生理痛の改善、不妊にも効果があると言われています。
ビタミンCと一緒に摂取すると抗酸化作用が高まります。
さらに油とあわせて食べると、ビタミンEの吸収率がアップします。
ビタミンEの効果・効能まとめ
- 老化、生活習慣病予防
- 冷え性改善
- 生殖機能の保護
カリウム
カリウムはミネラル(無機質)の一種で、ナトリウム(塩分)と対の働きをします。
効果・効能は以下となっています。
- 体内の余分な水分を排出する働きがあるため、むくみを解消します。
- ナトリウム(塩分)の排出を促す働きがあるため、血圧を正常に保つ効果があります。
カリウムの効果・効能まとめ
- むくみ解消
- 高血圧防止
おわりに
簡単にまとめると「カボチャ」を食べることで病気予防や老化防止などの効果・効能が期待できます。とても健康に良い食材なので、難しいことは考えずにどんどん「カボチャ」を食べていきましょう!
女性にうれしいアンチエイジング効果があるので、かぼちゃママと娘のために我が家でも積極的に採用していきたいと思います。
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